2023.03.12
人を好きになったことがない男は手遅れ?原因や恋をする方法を解説!
「人を好きになったことがない…」周りは当然のように恋愛をしていて、「自分がおかしいのかな?」と悩んでいませんか?最近、人を本気で好きになったことがない人が増えています。人を好きになれない人の原因や特徴、恋をする方法などを解説していきます。
そもそも人を好きになるとは?
「人を好きになったことがない」とたまに聞きますが、そもそも人を好きになるとは何を指すのでしょうか?
どんな感情でどんな行動を示した時が、「人を好きになった」と言えるのか。
人を好きになった時の表現を一般的には
- 相手ともっと近づきたい
- 一緒に居たい
- 一緒にいるとドキドキする
- 他の人と話していると嫉妬してしまう
という気持ちが「好き」という感情です。
自分だけではない「他人」と同じ時間を共有したいと思うことをいいます。
人を好きになったことがないとは
人を好きになったことがないとは言いますが、実際のところ「本当に恋愛感情がなく、人を好きになったことがないのか?」
それとも「人を好きになりたいけどなれないのか?」
後者の「人を好きになりたいけど好きになれない」はよく聞きますが、まったく恋愛感情がなく、人を好きになったことがないのは存在するのでしょうか?
子供の頃や思春期の頃、そして大人になった現在も、人を好きになったことがないことはありえるのでしょうか?
人を好きになったことがないのは本当?
誰しも一回ぐらいは、異性、同性問わず人を好きになったことがあるはず。
そう思い込んでいますが、実際には人を好きになったことがない人がいます。
特に最近増えている傾向があり、「人を本気で好きになったことがない男の人」や、「人を好きになったことがない女性」の話しを聞きます。
また、お付き合いをしたことはあるけど、「人を本気で好きになったことがない」男の人もいます。
人を好きになったことがない人には、それぞれ理由がありますが、「なぜ人を好きにならないのか?」と本人も明確な理由がわからないこともあるのです。
ただ、実際には人を好きになったことがない理由を、「無意識、(あるいは意識的)」に隠していることがあります。
つまり、自分の気持ちに素直になっていないこともあるのです。
それでは、人を好きになったことがない人の原因や特徴を見ていきましょう。
人を好きになったことがない人の原因や特徴
人を好きになったことがないのは、主に「不安」が原因です。
人を好きになるという行為に「不安」を抱いており、自分の恋愛に関する意識を完全にシャットアウトしています。
ただ、特に不安はないが人を好きになったことがない人もいます。
「好き」という感情がない人には、その人の性格が関係している可能性があります。
アセクシャルな人
人を好きになったことがない人は、「アセクシャル」の可能性があります。
アセクシャルとは、恋愛や性的な感情を抱かない人のことです。
アセクシャルが増えている理由としては、恋愛以外の欲求を満たしているからだと言えます。
仕事もそれなりに安定し、食べ物や住む場所などの生活にも困らない。
そして、娯楽などの趣味も満足しているため、それなりに自分の人生に幸福を感じているため、恋愛をしたいと思わないのです。
恋愛をすることにメリットを感じず、恋愛をしたいと思わない。
友達の恋愛話に共感ができず、映画のキスシーンも要らないとさえ思ってしまいます。
人を好きになったことがないアセクシャルな人は、恋愛や性的な感情を抱かないため、人を好きになったことがないのです。
友達以上の関係にならない
人を好きになったことがない原因として「友達以上の関係にならない」があります。
理由としては、自分が恋愛をするより、他人の恋愛をつなげるタイプだからです。
このタイプの人は、男女問わず友達が少ないわけではなく、むしろ社交的で自分の主張を持っておりはきはき話します。
話し掛けやすく、「この人に相談すれば解決する」と思われており、自分が恋愛の対象にならないのです。
自分は特に恋愛をしたいと思わず、他人の恋愛をつなげて幸せになってもらうことで、自分の達成感になります。
他人の恋愛の良いことも悪いことも聞いている内に、「恋愛はこんなものか」と感じ、自分は恋愛をしない人と判断するのです。
恋愛をするチャンスは十分ありますが、「友達以上の関係にならない」ため、人を好きになったことがないのです。
何かが欠けている
人を好きになったことがない原因に「何かが欠けている」人がいます。
一見普通の人に見えますが、「何かが欠けている」のです。
容姿も普通だし、性格も特に何か問題がある訳でもありません。
過去に恋愛や友達関係でいざこざがあり、恋愛恐怖症になった訳でもないのですが、「何か欠けているよね」と言われることがあるのです。
このタイプの人は、理性的で抜け目がなく、隙を見せないような人なのでしょう。
隙がないところが、恋愛だと逆に「何か欠けている」と思わせるのです。
人間は、意外と弱点があったり、弱みがあるところに惹かれたりします。
例えば、人を好きになったことがない男の人の場合、ちょっと世話がやける方が、女性は母性本能がくすぐられます。
「私がしてあげなきゃ」「世話をしてあげたい」となるのです。
あなたの周りの結婚をしている人を思い浮かべて下さい。
どこか欠点があったり、だらしない場面がある人がほとんどじゃありませんか?
自分がそこまで恋愛感情がない場合、尚更相手側から恋愛対象になりにくいため、「人を好きになったことがない」となるのです。
理想が高すぎる
人を好きになったことがない原因に「理想が高すぎる」ことがあります。
自分が恋愛や結婚に対して掲げる理想が高すぎるため、相手を好きになったことがないのです。
例えば、幼少期から漫画やアニメのキャラクターが好きで、現実で恋愛ができないパターン。
芸能人や特定のアイドルなどの熱狂的なファンで、自分の周りの人に一切恋愛感情がわかないパターンなどがあります。
もちろん、特定の芸能人やアイドルに好意を抱くことは悪い事ではありません。
ただ、現実世界でそれが基準になってしまうことが問題なのです。
また、外見だけでなく内面に対しての理想が高すぎることもあります。
「こんな人でなきゃ嫌だ」「こういう人じゃないと付き合えない」と、初めから自分で隅々まで決めているため、恋愛ができなくなるのです。
理想が高すぎることが原因で「人を好きになったことがない」のです。
恋のメリット
「別に恋愛をしたいと思わない」
「このまま一人で過ごした方がラク」
そう思っている人もいるでしょう。
確かに、恋愛はその人の自由ですし、誰かに言われてするものではありません。
「恋はするものではなく、落ちるもの」という名言もあります。
ただ、恋をすることにはメリットがたくさんあります。
それでは、恋をするメリットについて見ていきましょう。
励ましあえる
恋をするメリットは、「励ましあえる」ことです。
嬉しいことも悲しいことも、今まで一人だったことが二人になります。
辛い時にそばにいてくれる人がいることで、「また頑張ろう!」と思えたり、気持ちが楽になったりするのです。
友情関係でも同じことが言えますが、恋愛関係との違いは「情熱的な欲求」があることです。
情熱的な欲求とは、性的な興味や興奮のことを言います。
相手に対して情熱的な欲求があることで、ストレスが和らいだり、安心感が芽生えるのです。
健康にいい
恋をするメリットは、「健康にいい」ことです。
通常のキスでは、約2〜3キロカロリーを消費しますが、情熱的なキスをした場合、1分間に約26キロカロリーを消費することがわかっています。
ジョギングを1キロすると、体重が70キロなら70キロカロリーを消費すると言われています。
つまり、体重が70キロの人が3分間情熱的なキスをすると、1キロジョギングした時と同等のカロリーを消費したことになるのです。
なお、ジョギングは体全身を動かしますが、キスは顔の筋肉を動かすことによるカロリー消費ですので、ジョギングと同じ有酸素運動の効果が得られるとは限りません。
あくまで、消費カロリーのことを言っていますが、それでもキスによる効果はすごいですよね。
キスの効果には、血圧や心拍数の上昇による健康増進があり、毎朝妻とキスをする男性は、平均より5年も長生きし、年収も高い傾向にあるのです。
健康にいいことが恋をするメリットと言えます。
私生活が充実する
恋のメリットは「私生活が充実する」ことです。
一人でも毎日が充実している人はいますが、恋をすることで「恋人と同じ時間、同じ出来事を共有する」ことができます。
例えば、休みの日に一人でランチに行くことも優雅でよさそうですが、二人でランチに行けば、それぞれ違うメニューを頼み相手のものを少しもらうといったこともできます。
「自分の頼んだ物は一人で食べたい」と思う方もいますが、こういった二人にしかできない楽しみ方が恋愛にはできるのです。
いろんな会話をして同じ時間を共有し、「もっとこの人と居たい」と思える関係は、恋をするメリットと言えます。
人を好きになる方法
人を好きになったことがない人が、人を好きになるにはどうすればいいでしょうか?
恋愛は自由ですから、「人を好きになれ!」というのは少し筋違いな気がしますが、
「人を好きになったことがないことで悩んでいる」
「人を好きになったことがない」
と思う方は、一度人を好きになる努力をしてみてもいいと思います。
それでは、人を好きになる方法を紹介します。
ザイオンス効果を使う
心理学では「ザイオンス効果」というものがあります。
ザイオンス効果は、単純接触効果といい「ある対象を何度も見るうちに、その対象に好意を持つようになる」ことです。
例えば毎朝行くコンビニで、特に会話をしていないのに、店員さんに親近感が湧いたりしませんか?
これはザイオンス効果によるものです。
通常、ザイオンス効果は恋愛セミナーや恋愛カウンセラーの人がアドバイスで、好きな人に「自分に好意を抱かせる為」に利用したりします。
けれど、人を好きになったことがない男の人や女性は、意図的に相手に対して何度も接触することで、自分の感情や心境がどう変化するのかを試してみるのです。
また、仮に相手が自分に好意を抱いてくれた場合、自分の感情はどう変化するのか?
人を好きになったことがないのであれば、一度試してみるといいと思います。
自分の感情に素直になる
「人を好きになったことがない」と周りの人に言ってはみても、本当は自分の中に「不安」がある場合もあります。
「自分の感情に素直になってみる」ことも人を好きになる方法の1つです。
人間は生まれた時には必ず、愛着を欲して生まれてきます。
あかちゃんの時には、母親が居なくなると泣き叫び、抱っこされると安心して泣きやみます。
人に備わっている愛着は、大人になった頃にもあるはずですので、自分の気持ちに素直になってみることで、人を好きになることができるかもしれません。
出会いの場に行ってみる
人を好きになったことがないのであれば、いっそのこと「出会いの場に行ってみる」のもいいでしょう。
シンプルに出会う人の量を増やすことで、自分の感情に変化が起こるかもしれません。
20代であれば、大学内やサークルの交流などで、いろんな人との出会いがあります。
職業にもよりますが、人を好きになったことがない30代となると、決まった人と会うことが増え、新しい人に会うことが少なくなりがちです。
人を好きになれない状況を打開するためにも、出会いの場に行ってみるのも好きになる人を見つけるきっかけになるかもしれません。
ただ、出会いの場には自分の欲求を満たしたいだけの人や、悪意のある人がいることもあるので注意が必要です。
出会いの場だけに限るわけではありませんが、実際に人を好きになったことがない女性が被害に会ったような事例もあります。
できるだけ信頼のできる健全な出会いの場に行くことをおすすめします。
恋がすべてではない
「恋をすることは素晴らしい」
「恋愛はした方がいいよ」
と世間や周りの人は言います。
大切なことなので何度も言いますが、無理に恋をする必要はありません。
恋愛をすることで、相手への嫉妬心が生まれたり、過度な束縛をされたりする場合もあります。
人を好きになったことがないアセクシャルな人(性的興味や興奮がない)もいれば、自分の趣味に没頭することが好きな人もいます。
自分の人生にとって有意義なことをすればいいのです。
ですが、「人を好きになったことがない」や「人を本気で好きになったことがない」男の人には、一度人を好きになることで、違った景色が見える可能性もあります。
また、過去のトラウマが原因で、「人を本気で好きになったことがない男性」も過去の恋愛に囚われず、もう一度恋愛をしていいはずです。
自分を受け入れてくれる人がそばにいてくれることで、精神的な安定に繋がり、仕事に専念できる可能性もあるでしょう。
一度人を愛すること、愛されることの良さを経験してみてはいかがでしょうか?
大阪生まれ。20代後半。ハウスメーカーで働くもうつ病を発症。その後、発達障害(自閉症スペクトラム障害)が発覚。休養中に沢山の本を読んで培った知識で、人の役に立つ情報を発信していきます。3児の父で、将棋とサッカーが得意。