2023.02.03
30代で独身はみじめ?かわいそうと思われている男性の特徴は?
30代の独身男性である自分が、周囲にみじめだと思われているのではないか不安だという方はいらっしゃいませんか?今回は、周りにかわいそうと思われている30代独身男性の特徴や、みじめだと思われないための方法をご紹介していきます。
目次
今の日本で30代独身は少数派ではない
自分自身が「30代独身男性」というだけで、ヤバいと思ったり、みじめだと悲観する必要はありません。
年齢を重ねるとともに、結婚をしたり、家を買ったり子供ができたりと、なんとなく昔に思い描いていた「普通の人生」を進んでいく友人も増えてくるでしょう。
仕事やプライベートで「左手の薬指」を確認することも増えてきたかもしれません。
しかし現代の日本において「30代の独身男性」というだけで、みじめに思う必要はありません。
30代男性の3人に1人以上が独身である
総務省による国勢調査において、2020年時点の「30歳〜34歳男性の51.8%」「35歳〜39歳男性の38.5%」の方が未婚であるというデータが発表されました。
つまり現在、34歳までの2人に1人、40歳未満では3人に1人の男性が、独身であるということです。
自分の仕事もプライベートに特段不満はないけれど「このまま30代を独身で終えてしまうのはヤバいのでは」と漠然とした不安になることもあるかもしれません。
しかし日本全体で考えると、非常に多くの男性が30代後半を迎えても独身でいることがわかります。
結婚をすれば必ずしも幸せになれるわけではない
結婚をすることも、もちろん様々なメリットがあります。
家族が心の支えになることもあれば、結婚することで親を安心させたいという人もいるでしょう。
はやく結婚しなきゃと焦っているわけではないけれど、子供は欲しいと考えている方も少なくないはずです。
しかし、結婚をすれば必ず幸せになれるというわけではありません。
- 一緒に暮らしていくなかで、悪い面が見えてきてしまった
- 親族とのトラブルが発生してしまった
- 不倫をされてしまった
- 結婚生活が大きなストレスになってしまった
「3組に1組が離婚する」と言われるように、多くの夫婦が「離婚」という決断をしているのもまた事実です。
結婚をすれば、お金や時間の自由にも制限がかかります。
離婚はしていなくても「独身のほうがよかった」と考えている人もいることもいるでしょう。
結婚をしたけれど、結果として幸せになることができなかった夫婦は多くいるのです。
「30代の独身のかわいそうな男」と思う人も存在する
事実として、非常に多くの男性が30代を独身のまま過ごしています。
少数派ということはできません。
しかし「30代で独身なんてかわいそう」という考えや価値観を持っている人も、残念ながら存在します。
まだ実態に世間のイメージが追いついていない
2020年時点で、「50歳まで結婚したことがない男性」の割合は、全国平均で26.6%となりました。
現在の日本は「男性の4人に1人が独身のまま50歳」を迎えているのです。
これは生涯独身を選ぶ人が多くなったことも意味しています。
ただし50歳時点の男性未婚率は、1960年ではたった1%強程度しかありませんでした。
一昔前に50歳で独身だった人は、100人にたった1人程度しかいなかったのです。
これでは「結婚をして当たり前」「結婚していない人はかわいそう」という価値観が根付いてしまうことも理解できます。
残念ながらまだこの価値観が、まだ日本の現実に追いつくことができていないのです。
「結婚するのが当たり前ではない」と世の中に浸透するまでは、もう少し時間がかかるでしょう。
男性は35歳〜39歳、男女では30〜34歳で「独身」が半分以下になる
「男性が結婚しているかどうかの割合」に焦点を当てると、35歳以降で結婚している人のほうが多くなります。
加えて、男性に限らずに男女で考えてみると、30歳〜34歳のときに結婚している人数が、独身の人数を逆転するのです(2020年の30〜34歳の男女の独身率は45.3%)。
多くの人が独身ではあるものの、男性は35〜39歳あたりで、未婚者が少数派となってしまいます。
これも30代を独身のまま終える男はみじめだという意見を増長することにつながっているでしょう。
以下の場合は注意!かわいそうと思われる30代独身男性の特徴
30代を超えて独身でいる男性は、
- 趣味や仕事のために、独身を好んでいる
- 将来的に結婚したいとなんとなく思っているけれど、特に焦っていない
- 結婚願望がない
など理由は人それぞれでしょう。
しかし、どのような理由であっても、以下のような方は、「30代のヤバい独身男性」と白い目で見られてしまっているかもしれません。
30代独身で定職についていない・収入が少ない
定職についていなかったり、収入が少ない独身男性は、注意が必要です。
20代のうちは、アルバイトを続けて夢を追いかける人も、フリーターとして自由に生きる方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし年齢を重ねるとともに、そういった生活を続ける人は徐々に少なくなってきます。
加えて40代ともなれば、新しく仕事を探すことも、定職に就くことも難易度が高まります。
30代で仕事も転々としていれば、「あのままで将来大丈夫なのかな…」と思われてしまうこともあるでしょう。
周りからの印象だけでなく、結婚相手を探す際にも大きなデメリットとなるほか、生涯独身である場合にしても、将来に対して不安を抱え続けることとなってしまいます。
30代独身で実家暮らしを続けてしまっている
30代で実家暮らしを続けてしまっている方も注意が必要です。
もちろん、実家暮らしには様々なメリットがあります。
むしろ30歳を超えても実家に住まわせてくれる家庭に生まれたことは幸せなことです。
「いつか一人暮らしをしなきゃ」と思いつつ、ダラダラとここまできてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
ただでさえ実家暮らしは、
- 自立できていなさそう
- 生活力がなさそう
という悪いイメージを持たれてしまうこともあります。
結婚や家庭を買う人が増えてくる年齢で実家暮らしを続けていれば、「30代にもなって親のすねをかじり続けているヤバイ独身男」と、レッテルを貼られているかもしれません。
女性関係がまったくない
独身でいる方の中には「焦ってパートナーを作ったり、結婚したりする必要はない」と考えている方も多いと思います。
仕事が楽しくて、プライベートがなくても苦がないかもしれません。
友人が多く休日をアクティブに過ごしている方や、ゲームなど1人でできる趣味がお持ちの方など、このまま独身で生きていこうと考えている人もいらっしゃるでしょう。
しかし「結婚をすることこそ幸せ・普通という考えを持っている人」が、彼女や女性が周りにいない独身男性を見たらどう思うでしょうか。
「結婚をしたくない・結婚願望がない」「全く結婚に焦っていない」という言葉が事実だとしても、「女性からモテないみじめな男性が強がっている」と悲観的に捉えられてもおかしくありません。
自分はそう考えていなくても、周りの人がそれを信じない可能性は十二分にあるのです。
30代独身男性が「みじめ」と思われない4つの方法
結婚に対して焦りがあるわけではなくても、30代の独身男性というだけで、かわいそうな目で見られてしまうのは避けたいかと思います。
30代の独身男性が周囲に「みじめ」と思われない4つの方法をご紹介します。
仕事やプライベートを充実させる!
30代後半ともなれば、大きなプロジェクトを任されることもあるなど、自身のキャリアにおいて大事な時期であることは間違いありません。
結婚をすると家族のためにリスクを避けがちになりますが、独立といったチャレンジも、自分1人の責任で実行することができます。
キャリアアップをすることができれば、あなたのことを尊敬してくれる人も多くなります。
ビジネス面だけでなく、休日も趣味や好きなことに使っているあなたのことを「みじめだ」と思うのは、自分のやりたいようなことができない人の「妬み」でしょう。
また、「不安やみじめな気持ちになる」ときのほとんどが「ヒマな時」です。
仕事のタスクをこなしているとき、楽しい時間を過ごしているときは、いい意味でそのように考える余裕はないはずです。
オンもオフも充実させることで、1人でみじめな思いをすることがなくなるだけでなく、あなたの人生を人に羨ましがられるような、よりよいものに変えてくれるはずです。
いい場所や家で1人暮らしをする
「どこに住んでいるのか」は、様々な箇所で話題にあがるテーマの1つです。
仕事の場だけでなく、昔からの友人との飲み会、結婚式の招待状、婚活などにおいても、「住んでいる場所」を話す機会は意外にも多いです。
近年ではテレワークも増え、会社の近くに住む必要性も減ってきました。
おしゃれな住所や利便性といった立地、物件や部屋の間取りなど、重視するポイントは、どのようなものでも構いません。
こだわりを持った家で1人暮らしをしていれば「しっかりした人だな」と思ってくれる1つの材料となるでしょう。
好きな家を選ぶことができるのも独身の特権
自分の希望だけで家を決めることができるというのも、独身の方の大きなメリットです。
結婚をした場合、相手の職場や実家へのアクセスといった相手の希望も、家選びの判断材料として加えなければなりません。
子供を授かれば、育児のしやすさや子供の環境なども加わって、選択肢はどんどん少なくなってきます。
ある程度収入に余裕があれば、あなたの希望だけで好きな物件に住むことができます。
長い期間同じ場所に住んでいる方も、いっそ憧れの町や物件に引っ越してみるのも、様々な面でいい変化が生まれるかもしれません。
身だしなみに気を遣う
いい意味でも悪い意味でも「見た目」は、人に対して大きな影響を与えます。
抜け毛や生え際が気になるという方もいらっしゃるでしょう。
「メラビアンの法則」にもあるように、人間はコミュニケーションにおいて「視覚情報が55%を占める」ことがわかっています。
仮に充実した毎日を送っていたとしても、見た目が「残念」であれば、かわいそうな独身男性と思われかねません。
結婚して自分のおしゃれに気を使わなくなった友人も増えてくる30代後半だからこそ、見た目で差をつけるといいでしょう。
エイジングケアを始めるのも◎
近年、男性向けのスキンケアブランドも多く出回るようになりました。
また、「老化」には、年齢とともに現れる「自然老化」と、紫外線などの影響による「光老化」があります。
光老化とは、若いうちに積み重なった紫外線などによるダメージが、歳とともにシワやシミ、皮膚がごわごわすることによって老けて見える減少のことです。
そして「老化現象と思われる約8割が光老化」と言われているのです。
この「自然老化」は防ぐことはできませんが、光老化は、日々のスキンケアによって軽減することができます。
婚活を含めたどのような場所においても、若々しい自分でありたいと思います。
綺麗な肌でいることに、デメリットなどありません。
これまでは何もスキンケアをしてこなかったという方も、オールインワンなど手軽なものから始めてみるといいでしょう。
定期的に女性との出会いの場を作る
「30代独身のモテない人が強がっている」と思われないためにも、定期的に女性との出会いの場所を作っておくといいでしょう。
結婚相談所のようなはっきりとした少しハードルの高い「婚活」でなくとも、近年では気軽にできるマッチングアプリも多くリリースされています。
男性の登録に年収や職業などの審査があり、30代のあなただからこそ登録できるようなものもあります。
婚活パーティや街コンに足を運んでみたり、知人と合コンをするのもいいでしょう。
将来的に結婚願望がなかったとしても、もしかすると「この人なら結婚してもいいかも」というような素敵な出会いがあるかもしれません。
独身でも結婚しても周囲に「尊敬される人」になること
上記でも説明したように、30代の男性が独身であることは自体は、珍しいことではありません。
しかし「結婚して当たり前」「30代の独身男性なんてかわいそう」というイメージを持っている人がまだいるのも事実です。
中には「30代独身の人は、性格や人間性などに何か大きな欠点がある」と捉える人も存在します。
なにかにつけて「だからあの人は結婚できないんだ」と考える人もいます。
「30代独身男性なんてみじめだ」
「40歳にもなって誰にも選ばれなかったかわいそうな人だ」
そう思われない最もいい方法は、あなたが尊敬される人になることです。
オンでもオフでも完璧にこなし、男気もある「かっこいい」と思ってもらえる人になることができれば、独身というフィルターで見下す人はいなくなります。
充実した毎日を過ごすあなたのことを「かわいそうでみじめな30歳独身男性」ではなく、羨ましい素敵な人生を送っている人と思ってもらえることでしょう。
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