メンズメイクで目元の魅力がナチュラルにアップ！失敗しないやり方

メンズメイクは、目元が肝心です。今回はアイシャドウとアイライナーの選び方、使い方を紹介します。また魅力的な目元にするコツや他のメンズメイク・ケアのポイント、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

メンズメイクは目元が肝心！アイシャドウのメリット

メンズメイクは、目元がポイントです。
アイシャドウは目尻に影をつけると横幅が広く見え、パッチリとした目を演出できます。

まぶたに陰影をつければ目と眉毛が近づいたように感じ、目元の強調も可能なコスメアイテムです。
控えめな塗り方で自身の目の輪郭を活かしながら際立たせたり、しっかりめにつけて韓国メンズ風にしたりと幅広い使い方ができます。

目元を魅力的にするアイメイク、アイシャドウの選び方と使い方を紹介しましょう。

メンズメイクは目元が肝心！アイシャドウの選び方

アイシャドウの選び方を解説します。

お財布と相談しながら選ぶ

最終的にお財布と相談しながら、選ぶ方法もあるでしょう。
アイシャドウのブランドなどで、価格が違います。

1000〜3000円が相場のため、他メイクアップ用品にかけるお金との兼ね合いを考えながら選びましょう。

パーソナルカラーで選ぶ

パーソナルカラーを知り選ぶと、しっくり来る可能性があります。
1人1人の肌や瞳の色を元にした、似合う色合いだからです。

主に、イエローベースとブルーベースに分かれます。

イエローベースの人は、暖色やパステルカラーがおすすめです。
例えばメンズメイクで目元を赤系やブラウン系、ベージュ系にする手もあります。

暖色の中でも原色カラーを少量使うと、インパクト大です。
アクセントになります。

ブルーベースの人は、ビビットカラーや寒色系のパステルカラーが一押しです。
例えばグレー系や紫系、青系、ダークブラウン系が あります。

寒色系のパステルカラーは、涼しげな目元にしたいメンズにピッタリです。

種類で選ぶ

メンズアイシャドウは、5種類あります。

各々の特徴を伝えるため、目的やなりたい目元に合わせて選びましょう。

ペンシルタイプ

ペンシルは筆記用具で書くように目の際や涙袋など、細かい部分まで塗れます。
手に直接アイシャドウがつかず、外出先でも手軽にメイクしやすいのです。

時短で化粧をし、多くのカラーバリエーションで目元を彩りたい方に向きます。

クリームタイプ

クリームタイプのアイシャドウは、クリーム状です。
指で量を調整しながら、サッとのせることができます。

初心者にもおすすめです。

目元に潤いと艶をもたらします。
厚塗りしすぎはシワが寄るため、程々の量を使いましょう。

パウダータイプ

5種類の中で最も簡単に使えふんわりした仕上がりになるのが、パウダータイプです。

しかし乾燥肌の方はヨレる恐れがあるため、利用時は注意しましょう。
メンズメイクでアイシャドウを初めて使う方は、パウダータイプが無難です。

ジェルタイプ

ジェルタイプはぬるっとして目元に濡れ感が出るアイシャドウで、クリームより塗り心地も軽めです。
しかしラメ入りで女性っぽさが出てメンズメイクには馴染みがないため、使いどころが難しい可能性はあります。

リキッドタイプ

リキッドタイプは液状で、さらっとしたアイシャドウです。
肌馴染みが良く、艶感と透明感で自然な仕上がりになります。

しかし汗や水が弱点のため、皮脂量が多くテカリがちな男性は注意が必要です。

質感で選ぶ

質感で選ぶやり方もあります。
アイシャドウは肌につけるため、テクスチャーで印象も変わるからです。

次の6種類があります。

• メタリック：クールで鋭い目元を演出
• サテン：さらさらのテクスチャーで光沢感が出る
• ラメ：キラキラが強調されたタイプ
• シマー：上品なきらめきを放つ
• パール：繊細なツヤが出る
• マット：ラメやパールが配合されていない

特にメンズにおすすめなアイシャドウは、パールとマットです。

前者は派手すぎない光沢感で、塗った感が出ません。
後者はキラキラせずに、落ち着いた強く男らしい目元にできます。

一重・奥二重・二重に合わせ選ぶ

個々の目の形に合わせ、アイシャドウを選びます。

一重の目元のメンズメイクは、暗めの色のアイシャドウにしましょう。
影をつけてデカ目にしたり、二重のように見せたりできるからです。

一重のメンズはしっかりめにメイクしても派手になりすぎず、縦幅を大きく見せて魅力的な目元にできます。

一方奥二重の方はダークすぎるアイシャドウは二重幅が狭く見え、寂しい印象になり悩みがちです。
肌色より明るめにすれば光が入り、目元が強調できます。

二重の場合は、基本どのようなアイシャドウでもOKです。
しかしラメ入りや派手な色は、かわいらしくなり女性っぽさが出ます。

メンズメイクであれば、肌馴染みの良いカラーが人気でおすすめです。

アイシャドウの塗り方と注意点

アイシャドウの塗り方には、指とブラシ、チップがあります。
アイホールや目の際、目尻に塗り影をつけ、メンズメイクで目を大きく見せることが可能です。

指

• クリーム系タイプの仕上がりがキレイ
• アイシャドウの種類問わず対応でき、万能
• 粉飛びしづらく、手軽につけられる
• しっかり発色
• 手が汚れ、細かい部分は塗りづらい

チップ

• 先で細かい部分も狙い撃ちし、塗りやすい
• 指より小回りがきき、指のようにしっかり発色し目元を強調できる
• パウダーやラメ、クリームタイプと相性が良い
• グラデーションがややつきづらい

ブラシ

• 大きいブラシで広範囲にふわっと自然にのせることができ、違和感のない仕上がり
• 小さいブラシで、細かい場所も塗れる
• 手を汚さずグラデーションが付けやすい
• パウダーやラメタイプに向く

チップやブラシの使用で、仕上がりに差が出ます。
キレイな影をつけ、目元を大きく見せることができるからです。

細かい微調整のときは、チップやブラシの使用をおすすめします。
アイシャドウベースを使うとメイクのりが良くなり、まぶたの負担も軽減できるため効果的です。

なおアイシャドウが悪目立ちししっくりこないと感じるときは、瞳側から眉毛に向かって縦に広げグラデーションを作っているための可能性があります。
内側から外側へと横を意識し切れ長の目元にすれば、違和感がありません。

韓国風の目元へ！メンズメイク|アイシャドウの失敗しないコツ

初心者でも一重の方が韓国風メンズメイクを目指す場合は、下記手順で目元に立体感を出すことがポイントです。

• アイシャドウパレットの中で最も薄いハイライトカラーを、指で上まぶた全体へぼかす
• ブラシやチップで中間色を上下まぶたの真ん中から目尻側へ入れる
• 最も暗い色を目の際中心にぼかし、のせる

二重の場合は以下の流れで、自然な大きい目元にできます。

• 上まぶた全体に一番薄い色をのせ、中間色を二重幅より少し広めにぼかす
• 下まぶたにも中間色を入れる
• 上まぶたの際に、最も暗い色をチップで細くのせる

メンズメイクには目元が肝心！アイライナー編

アイライナーでアイラインを引くと目元の印象を強くし、大きく見せることができます。
左右の目のバランスを調整し、顔全体の引き締め効果も見込めるのです。

二重幅を大きくしたり涙袋を作ったりすると、目元を魅力的にできます。
アイライナーの選び方と書き方、注意点を紹介しましょう。

アイライナーの選び方

アイライナーの選び方を解説します。

アイライナーの種類で選ぶ

アイライナーの種類で選ぶ方法があります。

リキッドは筆のような形で太くも細くもラインを引きやすく、目元の印象づけにはもってこいです。
しかしぼかして淡い雰囲気にしづらく、力加減が困難で液だれの恐れもあります。

ジェルタイプはとろみのある質感でアイラインの太さや濃淡を調整しやすく、液だれもしづらいです。

ペンシルタイプは鉛筆のように持って書けるため扱いやすく、初心者に向きます。
目元強調はリキッドに比べ劣るかもしれませんが、ぼかしやすく自然な仕上がりになる点が強みです。

汗や水の耐久性やメイクの落としやすさで選ぶ

使用時は落ちづらく、メイクオフ時には落としやすいアイライナー選びも大事です。

気温が高い時期やアウトドアで汗をかきやすいときは、ウォータープルーフタイプが適しています。
またメイクオフの際は力や時間をかけずスッと落ちるアイライナーにすれば、日常使いしやすいです。

なりたい目元のイメージで選ぶ

なりたい目元のイメージがある場合、色で選びましょう。

例えばブラウンは、印象が柔和になります。
目の際に入れると目元がくっきりしすぎず、優しい風合いになるからです。

またブラックは、目力が出ます。
まつ毛が多い人におすすめで、韓国風の目元を目指せるでしょう。

反対にまつげが少なく自然な仕上がりにしたいメンズは、グレーが向きます。
淡い色合いのため、濃すぎて悪目立ちのリスクはありません。

アイラインの引き方と注意点

アイラインを引く前に洗顔で肌を清潔にし、ヨレや滲みを予防します。

使い方は、下記の通りです。

• まぶたを利き手とは反対の人差し指で眉毛側に上げ、まつ毛の際が見えやすいようにする
• まつ毛とまつ毛の間を埋めるように、粘膜部分に少しずつ点と点を結ぶように引く
• 綿棒を使い、際をぼかす

ナチュラルに、目元の存在感がアップします。

一重の方は目頭は控えめにし、黒目の上部だけ気持ち太めに書くと目が大きく見えやすいです。
また眼球に沿って二重の溝にアイラインを引くと、二重のように演出できます。

違和感がないように、細く薄い色のアイライナー使用がコツです。

メンズメイクで目元を魅力的に！その他のコツ

メンズメイクで目元の魅力UPのための、他のコツを3つお伝えします。

メンズメイクで涙袋を作る

目の下をぷっくりさせ涙袋を強調させると、かわいらしい中性的な目元になります。
また作るだけで立体感がでて若々しくなり、デカ目効果抜群です。

ナチュラルな涙袋で、クールに見せることもできます。

• スキンケアで肌を整える
• 化粧下地を目元に塗る
• ブラウンのような薄いアイライナーで、涙袋のラインを書く
• ブラウンかブラック系のアイシャドウを目の下のまぶたに塗り、影を作る

カラコン装着

カラコンをつけると紫外線から目を守りながら、魅力的な目元へ早変わりです。
自信がつき、仕事で相手に好印象を与えることも期待できます。

ふちなしは裸眼と大きな差がなく、自然です。
またカラコンの色がついている部分の直径を13.5 mm以下にすると、ナチュラルな目元になります。

さらに裸眼に近い薄めのブラウンやブラックのような暗めの色の方が、ビジネスシーンでも使いやすいです。

眉毛を整える

眉毛も顔の印象を決めるパーツです。
目頭の上に眉頭があり、小鼻と目尻を結んだ線の延長上に目尻があればバランスが良いとされます。

眉間のムダ毛は処理し、スッキリさせましょう。
自身の理想の眉の形を把握したら、不要な部分は毛抜きで抜きます。

コームでとかし、はみ出る毛はカットし整えましょう。
足りない部分は、アイブロウペンシルやパウダーで書き足します。

仕上げに髪の色に合った眉マスカラで明るくすると、ナチュラルに垢抜け可能です。

メンズメイクで目元以外も対処しよう

目元以外もケアやメンズメイクをすれば身だしなみが整うことはもちろん、肌がキレイになり清潔感が増します。

外見が良くなれば、自信を持てるようになるでしょう。
目元以外のケアやメンズメイクを解説します。

スキンケア

スキンケアで肌のコンディションを整えましょう。

メンズメイクのノリが違います。
朝晩に、洗顔と化粧水・乳液の保湿は必須です。

肌トラブルが気になるメンズは、スペシャルケアにパックを取り入れる手もあります。
保湿や美容成分が入っており、乾燥肌にも潤いをもたらすからです。

化粧下地とフェイスパウダー

ファンデーションなしの化粧下地とフェイスパウダーのみの仕上げは、メイク崩れしづらい土台ができます。
また肌の色補正や、紫外線ブロック効果も期待できるのです。

スキンケア後化粧下地、コンシーラー(気になるシミや毛穴のように、部分的にカバーしたいとき) 、フェイスパウダーの順に付けます。

リップ

リップスティックで手軽に唇へ潤いをもたらし、身だしなみを整えることもできます。
次のステップで、正しく塗りましょう。

• 口元の汚れは水で洗い流すか、ティッシュで拭く
• 唇のシワの方向に合わせ、縦に塗り完成

メンズメイクのQ&A

ここからはメンズメイクに関する、よくあるQ&Aをまとめていきます。

Qメイクが崩れたときの直し方は？

A.下記手順で直しましょう。

• メイクが崩れた部分をあぶらとり紙などで軽く拭き取る
• BBクリームやコンシーラーを塗り、パフで叩き込みぼかす

崩れにくくするために事前にスキンケアをしっかりしてから化粧をし、ベースを厚く塗らない点もコツです。
目元がヨレた場合は、下記の手順で挽回できます。

• クレンジングや乳液などを含ませた綿棒で、アイラインの滲みをオフ
• 何もついていないスポンジで、目元周辺の油分を拭く
• 二重幅にたまったアイシャドウを指で馴染ませ、パール感のあるアイシャドウで重ねくすみを飛ばす
• 消えた・ぼやけたアイライン部分は、再度引き直す

Qメンズメイクがもっと映える方法は？

A.約1分のプチマッサージをしましょう。
目の周りは、リンパが多く通っています。

以下のようなマッサージで目元がスッキリ・ぱっちりし、顔のむくみ取りが可能です。

• 眉頭の下に親指をあて人差し指で眉毛をつかむようにし、2.3回目尻まで流す
• 中指で目頭の下から横にスライドし、こめかみに向け数回押し上げる
• こめかみもグリグリする

小顔効果が期待でき、メンズメイクがより引き立ちます。

まとめ

メンズメイクは気持ち悪いのではと、躊躇する方もいるかもしれません。
しかしコツを掴めば、さりげなく目元を魅力的に演出できます。

プライベートや仕事で男女問わず好印象を持ってもらえたり、何事にも積極的に行動できるようになったりする可能性もあるのです。
ファッションに合わせてメンズメイクを変えても、幅が広がります。

ずっとかっこ良くい続けるために、目元にもこだわりましょう。