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2025.11.16

しっかり寝たのに眠い男性必見!隠れた体と心のサインとは?

たっぷり寝たはずなのに、朝起きても体が重くて眠い。そんな状態が続いていませんか?寝ても寝ても眠い男性には、生活習慣や心の状態に隠れた原因があります。この記事では、男性の慢性的な眠気の理由と改善法を詳しく紹介します。

寝ても寝ても眠いのはなぜ?

「7時間以上寝てるのに、なぜか眠い…」
そんな時は、ただの“寝不足”ではなく、眠りの質そのものに問題があることが多いです。

睡眠の質が悪くなっている

長時間寝ていても、眠りが浅ければ体は休まりません。
特に寝る直前までスマホを見ていたり、明るい部屋で寝ていると、脳が休息モードに入れないんです。

さらに、夜中に何度も目が覚める人は「深い睡眠(ノンレム睡眠)」が足りていません。
結果として、いくら寝ても体がだるく感じてしまいます。

ホルモンバランスや自律神経の乱れ

ストレスや不規則な生活が続くと、自律神経のバランスが崩れます。
すると、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の分泌が減り、眠っても疲れが取れなくなるんです。

また、男性ホルモンの減少も倦怠感の原因になります。
40代以降の男性に「なんとなく眠い」「集中できない」という症状が増えるのはこのためです。

ストレスや精神的な疲労が蓄積している

仕事のプレッシャー、人間関係のストレスなどが重なると、心が常に緊張状態になります。
この状態では、眠っても脳がリラックスできず“寝た気がしない”感覚になります。

寝ても眠いのは「体」ではなく「心」が休めていないサインかもしれません。

男性に多い「寝ても眠い」体の原因

男性に特有の生活習慣や体質も、眠気の原因になっていることがあります。

睡眠時無呼吸症候群の可能性

いびきが大きい、寝ている間に呼吸が止まると言われたことがある人は要注意です。
睡眠時無呼吸症候群は、酸素不足により深い眠りが妨げられ、日中の強い眠気につながります。

肥満体型や首周りに脂肪がつきやすい男性ほど発症しやすいです。
病院で検査を受けることで、専用マスクなどの治療で改善できる場合もあります。

血糖値の乱れや生活習慣病

甘いものや炭水化物を多く摂る食生活は、血糖値の急上昇と急降下を引き起こします。
その反動で、眠気やだるさを感じやすくなるんです。

特に食後の強い眠気がある人は、血糖コントロールが乱れているサインです。
食事のバランスを整えることで、眠気の改善が期待できます。

栄養不足や貧血による慢性疲労

忙しい男性ほど、食事をおろそかにしがちです。
鉄分やビタミンB群が不足すると、酸素が全身に行き渡らず、疲れやすくなります。

エネルギーを作るための栄養が足りていないと、体が常に「省エネモード」になり、眠気が続くんです。

心の疲れが原因で眠気がとれないケース

肉体的な疲れではなく、“心の疲労”が原因のこともあります。

ストレス過多による心身のバランス崩れ

心が疲れると、自律神経が乱れ、睡眠のリズムが狂います。
夜中に何度も目が覚めたり、逆に寝すぎてしまうこともあります。

一見たくさん寝ているようでも、脳がストレスで緊張していて回復できていないんです。

燃え尽き症候群や無気力状態

仕事や目標のために頑張り続けていた人が、ある日急に“何もやる気が出ない”状態になる。
このような燃え尽き症候群では、睡眠時間が長くても常に眠く、体がだるいと感じることがあります。

心が疲れている時は、体も自然と休息を求めるようになるんです。

うつ傾向による過眠症

精神的な不調が続くと、体が現実逃避のように眠ろうとすることがあります。
「寝ても寝ても眠い」「起きたくない」と感じる場合は、過眠傾向が強く出ている可能性があります。

この場合は、睡眠だけでなく心のケアも必要です。

眠気を減らすためにできる生活改善

寝ても眠い状態から抜け出すには、生活のリズムを整えることが大切です。

寝る前のスマホ・カフェインを控える

スマホやパソコンの光には脳を覚醒させるブルーライトが含まれています。
寝る30分前には画面を見ないようにすると、眠りの質が一気に上がります。

また、コーヒーやエナジードリンクなどのカフェインは、4〜6時間効果が続きます。
午後以降の摂取を控えることで、自然な眠気を取り戻せますよ。

寝る時間より「寝るリズム」を整える

睡眠時間を増やすよりも、「寝る時間と起きる時間を一定にする」ことが重要です。
体内時計が安定すると、深い眠りを取りやすくなります。

休日の寝だめも、リズムを乱す原因になるため注意が必要です。

軽い運動で血流を改善する

デスクワーク中心の生活は、血流が悪くなり、疲れが抜けにくくなります。
ウォーキングやストレッチなど、1日15分でも体を動かすことで、眠りの質が向上します。

男性が意識したい「眠りの質を上げる習慣」

眠気の原因は、日々の小さな習慣の積み重ねにもあります。

寝室環境を整える

寝室の温度は20℃前後、照明は暗めにするのが理想です。
枕やマットレスが合っていないと、体が緊張して眠りが浅くなるので、見直してみましょう。

寝る3時間前の食事を見直す

夜遅い食事は、胃が動き続けて睡眠の質を下げます。
寝る3時間前には食事を終えるのがベストです。

消化に良いスープや野菜中心の食事を意識するだけで、朝の目覚めが変わります。

朝日を浴びて体内時計をリセット

朝日を浴びると、体内時計が整い、夜に自然と眠気が訪れるようになります。
起きたらカーテンを開けて深呼吸するだけでも効果的です。

それでも眠い時は医療機関の受診を

生活習慣を整えても眠気が取れない場合は、体に何らかの異常が隠れている可能性があります。
特に、倦怠感・集中力の低下・気分の落ち込みが続く場合は、内科や心療内科を受診してみましょう。

眠気は“体の不調を知らせるサイン”です。
放置せず、早めに原因を突き止めることで、心も体も軽くなります。

睡眠は、努力のためのエネルギーを充電する時間です。
自分の眠りを見直して、すっきり目覚める毎日を取り戻しましょう。

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